失業はよくないこと?

失業というのはよくないことでしょうか。

政治の世界では失業者の減少を目指すことは多いです。

失業はよくなくて、皆が仕事に就いている状態がいい状態である。』

多くの人はそういった認識でしょう。


私は、『本当に失業はよくないことなのか』と疑問に思いました。

というのも、失業が増えるときというのは同時に、人類が進歩するときと言えると思ったのです。

失業は人類の進歩を証明するものである。と考えれば、失業も悪くないと思いました。


人類は産業革命の度に大きな進歩を遂げてきました。
そして、その革命の裏にはまた多くの人の失業がありました。

失業が起こるということは、技術の進歩によって、人がやらなくてもいいことが増えるということです。

シンプルに考えればそのように仕事が減るということは喜ばしいことなのではないでしょうか。

現在は第4次産業革命の時代と言われています。
AI技術が発達しており、肉体労働はもちろん頭脳労働さえもAIに置き換わろうとしています。

もはや誰も働かなくていい時代が来るのかもしれません。


やった!働かなくていい!!暇な時間がふえる!めっちゃ遊べる!



このように手放しで喜びたいところですが、現在において、失業が喜ばしいものとはなりません。

なぜなら、働かなくては生活ができないからです。

働かなくてはお金が得られず、お金がなくては、食料も水も住む場所も得られません。
まあ、死にますね。


『働かざるもの食うべからず』

このルールがある限り、どれだけ技術が進歩しても不幸な人は増え続けます。

このままAIが発達し続ければ、働きたくても働けないという人はどんどん増えていきます。
第3次までの産業革命のように他の仕事につくわけにもいかないのです。新たに生まれる雇用よりも、なくなる雇用の方が圧倒的に多くなってしまうのですから。



失業がよくないという世界、言い換えると『働かざるもの食うべからず』というルールに支配された世界では、技術革新が人類の首を絞めることになってしまうかもしれません。

このルールはもうなくしてしまった方がいいのかなと思います。

AIや機械が財を生産し、人々は仕事がなくなることを喜べる。『働かなくても食っていい』。

そんな社会にするのが今の人類の課題なのではないでしょうか。